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ご注意ください! 緑膿菌感染で死亡事故?! 増殖防止の技術によって、新薬の開発にも期待!

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2014/02/27
今年1月、大阪の病院で昨年1年間の間に62~92歳の男女11人が緑膿菌の院内感染によって死亡していたというニュースが有ったのも記憶に新しいですよね?
緑膿菌とは、聞きなれないウイルス名ですが、土や水、植物、ヒトを含む動物など身の回りに普通にいるものです。通常は健康被害に及ぶことはほとんどありませんが、高齢者など免疫力や抵抗力が低い人が感染すると肺炎や尿路感染症、菌血症などを引き起こし、ニュースのように死に至ることも。病院をはじめ、老人ホームなどの介護施設でも、過去に院内感染の事例がありました。
以前は特効薬として用いられる薬もあったのですが、最近では、その特効薬に耐性のあるウイルス(多剤耐性緑膿菌)も発見されており、これに感染すると薬が効かず、重症化してしまうことがありました。そんな怖い緑膿菌に対するべく、名古屋大学の研究チームが開発を進めています。
チームの発表によると、ウイルスは人間の血液中の鉄分を吸収して増殖することに着目。緑膿菌が鉄分を吸収できなくなるような技術を開発したとのことです。
一歩遅かった感は否めませんが、それでも、安全性を確認した上での新薬の開発を進めるとのことですので、早期の対策を期待したいものですね。
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