高齢者や要介護者の方も喜ぶ「質の高い睡眠」を得る方法とは?|RME介護情報ねっと
高齢者や要介護者の方も喜ぶ「質の高い睡眠」を得る方法とは? (2014-04-04)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
お電話・スマホからもお気軽にご連絡下さい。TEL092-481-1755、24時間365日受付中!お問い合わせはこちらから
HOME > 高齢者や要介護者の方も喜ぶ「質の高い睡眠」を得る方法とは?
高齢者や要介護者の方も喜ぶ「質の高い睡眠」を得る方法とは?

←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |

2014/04/04
昔から「睡眠が大切」とはよくいわれる言葉の一つです。しかし、それはただ横になって眠ればいいというわけではありません。最近の研究によれば、ゆっくりと心身がリラックスできる「質の高い睡眠」は、免疫力の向上や認知症の予防などにもつながるといわれています。
まずは小さな子供がぐっすり眠っている姿を思い浮かべてください。昼間は活発に働いていた脳が休息しているため、ちょっとした物音にも気づかず、朝まで熟睡しています。また、身体は手足の先端まで十分に温まって血流が良くなっており、体温が通常よりもやや上がっている状態です。これが誰もが望む「質の高い睡眠」のもっともわかりやすい例でしょう。
そのために必要な準備としては、何といってもリラックスすること。大きく深呼吸したり、身体の各部をストレッチで伸ばしたりするといいでしょう。気持ちを落ち着けるアミノ酸の一種「トリプトファン」が含まれる牛乳を温めて飲むのもお勧めです。ゆったりしたテンポのクラシック音楽などを適切な音量で聞くのも◯。また、部屋の電気を暗くすると自然に脳への刺激も少なくなり、睡眠時と同様に副交感神経が優位に働くようになるといわれています。そして、体温が下がりがちな高齢者の方のためには、湯たんぽなどで布団を温めておくのも効果的です。
医療施設や介護施設の中には、照明設備をダウンライトへ変更することで、認知症の方の徘徊が減少したというケースもあります。そのほかにも、音楽を上手に活用して、利用者の睡眠環境を整えているところも出てきているようです。このように「質の高い睡眠」は高齢者や要介護者の方にとっても喜ばしいもの。できることから試してみてはいかがでしょう。
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |

各種お問い合わせ
