中高年女性は貧血に要注意!その後、認知症への発展の可能性も|RME介護情報ねっと
中高年女性は貧血に要注意!その後、認知症への発展の可能性も (2014-04-24)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
お電話・スマホからもお気軽にご連絡下さい。TEL092-481-1755、24時間365日受付中!お問い合わせはこちらから
HOME > 中高年女性は貧血に要注意!その後、認知症への発展の可能性も
中高年女性は貧血に要注意!その後、認知症への発展の可能性も

←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |

2014/04/24
ご存知ですか? 40代女性の4人に1人が発症しているという貧血。その一因として、毎月の生理による出血が原因とも考えられています。とは言え、「生理が終われば貧血の問題も解消される」というわけでもありません。子育てが終わり、夫婦2人だけになると、つい手を抜いてしまい、偏った食事になりがち。すると、貧血になる傾向があります。
実際、貧血症状の出ている65歳以上の高齢者は多く、全体の23%を占めています。「単なる貧血…」と思う人がいるかもしれませんが、実は貧血が認知症へと結びつくことがあるという研究結果が発表されました。
貧血と認知症との関係性に着目し研究を進めたのは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(アメリカ)のKristine Yaffe医師らから成る研究チーム。研究の対象となったのは、年齢が70~79歳の高齢者2552名。そのうち、検査開始時において貧血症状が現れていたのは393名であり、そのうち89%が認知症を発症しました。
一方、検査開始時において貧血症状が現れていなかった高齢者2159名のうち、その後の経過において認知症の症状が現れたのは366名。これらのデータを見ても、貧血気味の高齢者はかなり高い確率で認知症を発症する傾向にあることがわかります。
何歳になろうが、貧血は女性にとっての永遠的な悩みの1つであるのは言うまでもありません。貧血予防から、ひいては認知症の予防へ。意識的に鉄分を摂るようにするなど、これを機に日々の食生活の改善を考えてみませんか?
コメントを書く
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |

各種お問い合わせ
