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転倒時の衝撃を低減できる?! 大腿骨頸部骨折のリスクを減らすヒッププロテクター

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2014/05/02
高齢者の転倒による骨折でもっとも発生件数が多いのは「大腿骨頸部骨折」だといわれています。厚生労働省のガイドラインによれば、2030年には年間で約30万人まで増えるという推計がありますが、転倒による衝撃の低減に効果を発揮するのが「ヒッププロテクター」です。
公益財団法人長寿科学振興財団が数種類のヒッププロテクターを試験したところ、使用素材によるバラつきはありますが、およそ35パーセントから65パーセントまで転倒の衝撃を減らす効果があるという結果が出ました。
装着が簡単なタイプとしては、神奈川県の株式会社光洋が開発した「オンリーワンパンツにはるだけ ほねガード」のリニューアル版が挙げられます。同社のパンツ型紙おむつの側面部に面ファスナーで貼り付けるだけで使用が可能。手間と時間がかかった装着の大幅な簡略化に成功しました。また、衝撃吸収性に優れる素材の採用により、転倒時の衝撃を約5分の1まで低減。軽量・薄型で洋服にひびきにくい点も大きなポイントの一つです。
特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護施設ではヒッププロテクターが有効活用されているところも多いそうです。いわゆる寝たきりの大きな原因にもなりうる「大腿骨頸部骨折」。いつ発生するかわからない転倒による骨折は予防が困難であり、在宅介護でも発生を前提に備えておくにこしたことはありませんね。くれぐれもご注意くださいね。
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