色の持つ力を介護に活かそう!精神安定、脳の活性化にいい色は?|RME介護情報ねっと
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色の持つ力を介護に活かそう!精神安定、脳の活性化にいい色は?

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2014/05/12
『色彩介護』という言葉をご存知ですか?
色には実はとても不思議な効果があって、薄い青は緊張感を和らげる、ピンクは脳の快楽物質を引き出す、オレンジや黄色はコミュニケーション力を高めるなど、人間の脳に色々な効果をもたらします。
人間の脳が色を見るとき、赤を認識する細胞、黄色を認識する細胞などそれぞれの色を見る細胞は脳の中で決まっているのですが、見た色によって細胞は活性化したり沈静化したりするのだそう。これをうまく活用すれば、介護の色々な場面で役に立つことがありそうです。
既に、介護や治療の現場では看護師の服をピンクにするなど色の効果を取り入れていますし、認知症患者の部屋のカーテンをピンクにしたところ症状が改善した、という事例も報告されています。
例えば在宅介護でも取り入れられるアイデアとして、視力が弱っていても今いる場所がどこなのかがわかるよう、トイレはグリーン、リビングは黄色、お風呂は青などというように色分けしておくと、場所の認識を助けてくれるかもしれません。
また、冷え性ならシーツや寝具の色を暖色系にすれば体温を上げてくれる効果も見込めますし、階段などの段差は他と色をはっきりと変えるなどで転倒防止にもつながりますよね。
使い方次第ではプラスにもマイナスにもなる色。上手に使いこなして快適な介護生活空間を作ってみてはいかがでしょうか?
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