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伝統食品に隠れた実力を発見! 徳島の「阿波晩茶」に血糖値抑制効果あり

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2014/06/02
科学的な検証の結果、古くから伝えられている郷土料理や飲み物の中には、驚くほど身体に良いとわかるものがあります。今回、徳島県で昔からポピュラーな存在である「阿波晩茶」に、血糖値の上昇を抑える効果があるという事実が、マウスの実験によって突き止められました。
これは徳島文理大学薬学部の研究グループによる研究結果で、4年間にわたる努力が実を結んだもの。「阿波晩茶」を飲ませたマウス群は、水だけを飲ませたマウス群と比べると、明らかに血糖値の上昇度合いが低くなり、抑制効果が確認されました。今後は血糖値を抑える成分の特定と取り組んでいき、いずれは人間の糖尿病の治療へ応用していきたい考えです。
「阿波晩茶」とは徳島県の那賀郡那賀町や勝浦郡上勝町などの山間部でつくられており、地元で古くから自生しているヤマチャを用いた乳酸発酵茶の総称。緑茶と比べてカテキンやカフェイン、テアニンなどの成分が少なく、グルタミン酸やアスパラギン酸が多いため、渋味よりも甘さを持った爽やかな酸味が特長です。高齢者に人気の「熱くして良し、冷やして良し」の美味しいお茶ですが、新たに見つかった血糖値を抑えるという効果のおかげで、全国から注目されるメジャーな存在になっていくかもしれませんね。
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