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高齢者の徘徊に 新しい見守りサービス ~GPSを使わずに!?~

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2015/03/03

自動車セキュリティー機器などを手掛ける加藤電機は26日、
GPS(衛星利用測位システム)を使わずに子供や高齢者の居場所を探索する「SANフラワー見守りサービス」を4月27日に開始すると発表しました。

GPSでは難しかった屋内での正確な位置表示が可能となり、居場所を特定しやすくなるのが特徴。認知症高齢者の徘徊や子供の連れ去り事件が社会問題となる中、各地の防犯ボランティア団体やサポーター企業と連携して、より安く、早く、確実な見守りサービスの構築を目指す。

 サービスの仕組みは、見守り対象者に電波を発する小型のタグ「SANタグ」を携帯してもらい、SANタグの電波を受信する「SANアンテナ」がクラウドサーバーに位置情報を送信し、ユーザーのパソコンやスマートフォンに表示する。具体的な居場所はタグの位置を「SANレーダー」が誘導し、見守り対象者を見つけ出す。

GPSは屋内にいる場合は実際の居場所と位置情報の誤差が大きくなり、通信機器の電池の消耗が早い。また、通信事業者への利用料が発生するという課題もある。「SANフラワー見守りサービス」は、SANアンテナでエリアを絞り込み、SANレーダーで見守り対象者がいる方角や距離を表示し、屋内でも見つけ出すことができる。SANタグは1回の充電で1.5カ月使え、購入すれば月額使用料は発生しない。

 タグとレーダーがあれば個人でも探すことができるが、対象者が遠方に行ってしまった場合は、全国各地の防犯ボランティア団体と連携した「SAN見守り隊」が捜索する。防犯ボランティア団体は全国に46673団体あり(平成24年12月末時点)、協力団体を募集する。

 また、アンテナを設置する企業や団体「SANサポーター」も募集する。アンテナを設置すれば、「SANフラワー見守りサービス」のWEBサイトに広告を出すことができる。スタート時点では、サポーター企業となっている自動車用品販売のオートバックスとイエローハット、知多信用金庫の各店舗、さらに加藤電機が展開する「セキュリティラウンジ」の店舗の計約1200カ所にアンテナが設置される。2020年までに11万本のアンテナ設置を目指す。

 加藤電機の加藤学社長は会見で、「電気の力で見守る事ができないか考え、カーセキュリティーの分野で先行していた。GPSでは人の見守りは難しかったが、見守りサービスにつながる特許の取得や電波法の改正で、ようやく製品化できた」と語った。

高齢者や 子どもたちの 万が一の対策としてこのようなサービスはますます需要が高まっていくでしょう。

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