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「アクセシブルデザイン」活用! 商品名など認識しやすくする工夫とは。 (2015-03-05)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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「アクセシブルデザイン」活用! 商品名など認識しやすくする工夫とは。

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2015/03/05
総務省統計局の調査によると、日本の人口構造の65歳以上の高齢者が占める比率は25.9パーセントまで到達しており、今後は2060年頃まで拡大し続けると考えられています。そこで注目されているのが、高齢者をターゲットとした商品戦略の一つ「アクセシブルデザイン」です。
「アクセシブルデザイン」とは、高齢者や身体の状態に制限を持つ人の利便性に配慮しつつ、同時に健常者の利便性を確保し、製品やサービスなどをそのまま利用可能な潜在顧客数を最大限まで増やしていこうとする設計思想のこと。よく耳にする「ユニバーサルデザイン」がすべての人を対象としているのに対して「アクセシブルデザイン」は不便さを便利に変えていくといった設計思想上の違いがあるといわれています。
65歳以上の高齢者が増加の一途を辿る今、高齢者に合ったカラーやデザインとのバランス、文字のサイズ・間隔や、表現方法を調整した商品をリリースする企業が少しずつ増えつつあるのだそう。たとえば、ユニ・チャーム株式会社では独立行政法人産業技術総合研究研との共同研究によってパッケージの視認性を高めた『ライフリー さわやかパッド』シリーズを3月中旬より全国で順次発売。加齢による低下でも約2倍の見やすさにとなっているということです。
高齢者に優しい社会の実現には、こうしたデザインの考え方も大切にしなければなりません。「ユニバーサルデザイン」の認知度は高くなりましたが、今後は「アクセシブルデザイン」という考え方にも注目していく必要がありそうですね。
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