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福祉先進国オランダに見る 「認知症の村」 とは!? (2015-03-30)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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福祉先進国オランダに見る 「認知症の村」 とは!?

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2015/03/30
最近では日本でも高齢者の生活する空間が多様化し、より充実した高齢者施設も増えてきました。
先日も、デンマークの在宅ケア組織「ビュートゾルフ」が日本に進出とのことでご紹介しましたが、そんな福祉先進国オランダには、最先端の介護施設「ホフヴェイ」があるそうです。
この「ホフヴェイ」は、別名「認知症の村」とも呼ばれ、オランダの首都アムステルダム郊外にあり、その広大な1.5ヘクタールの敷地内には、美容院や劇場、飲食店、そして噴水やベンチなどがある公園もあり、まるでひとつの街のようです。
ここには152人の高齢者の方が、一見ごく普通に暮らしているように見えますが、入居者は重度の認知症の人々で、職員が24時間態勢で見守っています。
また、この敷地内の美容院の職員や飲食店の職員、実はこれもみんな介護施設の職員とのこと。
創業者の1人イボンヌさんは、元々老人ホームの経営に携わりながらも「自分の親をここには入れたくない」と感じていたそうで、その思いが募り、仲間と共同で立ち上げたのがこのホフヴェイだそうです。
「個々の入居者のそれまでのライフスタイルを大切にしながら、できる限り普通の生活をしてもらう(CNN より)」をコンセプトとし、家族の負担にも考慮して、オランダ国内の同じ24時間型介護施設より料金は低く設定してあるそうです。
日本でもこういった施設ができることに今後、期待が出来そうです。

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