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フランスで開発された認知症ケア 「ユマニチュード」 とは? (2015-04-28)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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フランスで開発された認知症ケア 「ユマニチュード」 とは?

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2015/04/28
フランスで開発された「ユマニチュード」と呼ばれる認知症ケアが最近、日本で注目されています。
「ユマニチュード」は、フランス語の造語で、その人の人間らしさを尊重し続ける状況を指します。
体育学を専攻する二人のフランス人、Yves Gineste (イブ・ジネスト)とRosette Marescotti (ロゼット・マレスコッティ)によって作り上げられた35年の歴史を持つ、知覚・感情・言語による包括的なコミュニケーションに基づいたケア技法です。
フランスで35年前から研究が進み、今ではドイツやカナダなどでも導入され、6番目の国際拠点として2014年に日本支部が誕生しました。
ユマニチュードは、「見る」、「話す」、「触れる」、そして「立つ」の、4つの基本の動作に、それを表現する技術として150を超す具体的な手法で構成されており、特に認知症の人に大きな効果があると言われています。
当サイトRME介護ねっとにも掲載しております田川市糒のサービス付き高齢者住宅「サンフェロー 暖家(だんけ)の丘」でも昨年、「ユマニチュード」についての講義・勉強会が行なわれました。
「認知症の方や高齢者のみならず、ケアを必要としているすべての人に使える技法です。ケアの原点である「その人の人間らしさを尊重し続ける」を徹底して行う、「レベルに合ったケア」を実践していくなど学ぶことができました。
ユマニチュードの基本となる4つの柱
①見る
②話す
③触れる
④立つ(寝たきりにさせない)
介護現場での5つのポイント
①出会いの準備
②ケアの準備
③知覚の連結
④感情の固定
⑤次回の約束
今後、ユマニチュードが継続して行われる職場全体に浸透していけたらと思いました。」と語っています。
※講義の様子についてはサンフェロー 暖家(だんけ)の丘のブログより是非ご覧ください。
この技法が広まり、患者さんと良好なコミュニケーションが持てるようになることに今後期待したいですね。
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