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北九州市の住宅火災の6割は独居高齢者。電気ストーブにご注意を!

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2015/12/17
西日本でも真冬の寒さとなってきて、電気ストーブなど暖房器具が火元になる火災が急増しています。その中でも、独居の高齢者が住宅火災で亡くなる例が北九州市内で目立っています。市消防局によると、11月までに市内で起きた住宅火災では死者10人のうち9人が高齢者で、うち6人が独居だったそうです。冬場は、電気ストーブなど暖房器具が火元になる例が多いようです。
北九州市は2015年4月の時点で高齢化率が28.2パーセントと全国の政令市でトップとなっています。市内で起きた火災の件数は昨年に比べて減少したものの、住宅火災においては昨年1年間の総数を超える件数が発生しており、やはり高齢者世帯の火事が増えてきていることが原因の一つのようです。
北九州市消防局の尾花博幸予防課長は「高齢者が多く使っている電気ストーブの使い方に、注意が必要だ」と話しています。
電気ストーブは、灯油や火を使わず手軽なため、近年1人暮らしや高齢者が多く使っているといいます。しかし、衣類が触れて引火するケースも多く、電気ストーブが原因とみられる火災が増えているそうです。
市消防局の実験では、電気ストーブに綿のシーツを接触させて電源を入れると1分半で燃え広がりました。「ポリエステルなどの合成繊維だと、さらに短時間で燃える」と尾花課長。こまめに電源を切り、燃えやすいものを近くに置かない対策が必要です。
また1人暮らしの逃げ遅れを防ぐには、地域の連携も欠かせません。
これからますます寒くなる時期ですが、暖房器具の取り扱いには十分に注意しましょう。
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