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介護施設におけるアニマルセラピー:動物とのふれあい

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2017/07/31

アニマルセラピーとは、動物の力を借りて、心理的な安心を与えたり、精神的な健康を回復させたりする手法のことです。《アニマルセラピー》の活動は、目的などによって、大きく3つに分類されます。


1.AAA(Animal Assisted Activity):動物介在活動

情緒的な安定・レクリエーション・QOL(生活の質)の向上等を主な目的として、動物と触れ合い活動のことです。日本で行われている「アニマルセラピー」の大半は、このAAAに分類されます。

2.AAT(Animal Assisted Therapy):動物介在療法

医師や看護師などの医療従事者が、動物を介在させて行う療法のことです。
治療を受ける人にあわせた治療目的を設定し、適切な動物とボランティアを選択し、治療後は治療効果の評価を行います。

3.AAE(Animal Assisted Education):動物介在教育」

子どもを主な対象として、人格形成や学習意欲の向上などを目的に、動物を介在させる活動のことです。教育現場での動物飼育やカリキュラムへの導入、動物を同伴しての訪問活動などがあります。



*アニマルセラピーに期待される効果
1.情緒的に安定する
  動物と触れ合うことで安らぎや温もりを感じると、ストレスが軽減されたりします。
2.心身の健康を維持できる
  動物との散歩で、運動不足の解消が期待できます。歩行困難な方も、一緒に遊んだりお世話をしたりすることで、日常生活動作の維持が見込めます。動物との楽しい関わりで意欲や活動力も高まっていくことでしょう。
3.人間関係を良好にする
  動物に触れることで、自然に笑顔になり表情も豊かになります。また、施設の仲間と動物の話題で会話も弾み人との関係も良好になるでしょう。



*アニマルセラピーの注意点
1.無理に勧めない
  無理に触れ合いを勧めない。高齢者と動物に負担をかけないよう、長時間のアニマルセラピーは避ける。
2.衛生面に配慮する
  動物の健康管理・予防接種・シャンプーやブラッシング、爪切りなどで衛生を保つ。動物と触れ合った後は、手洗いをする。
3.万が一の事故を防ぐ
  ハンドラー(飼い主)は、動物の習性を理解し、いつもと違う行動が見られたら活動を中止するなどの対応をとる。また、高齢者が動物に暴力をふるう場合もあるので、施設側とよう話し合っておく。
4.動物の安全と健康にも配慮する
  動物に過度なストレスや身体的な負担がかからないように気をつけることも大切です。生後8か月以内の子犬や、高齢犬の参加は好ましくありません。人間の食べ物を動物に与えないように注意しましょう。



*動物の癒しにより、奇跡が起きる
動物の世話をすることで、リハビリになり、リクリエーションにもなります。
愛情を注げる存在がいることで、日々の生活が楽しく活気あるものになるのです。

不定期でも、こうしたアニマルセラピーを取り入れていく施設が増えていくといいですね。



*詳しいアニマルセラピーの活動については、NPO法人 日本アニマルセラピー協会・公益社団法人 日本動物病院協会等のHPをご確認ください(*^_^*)

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