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卵が原因の食中毒について

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2019/02/28
冷蔵庫の必需品、使い勝手の良い「卵」も、その保存方法や調理のちょっとした扱い方を間違うと、食中毒の原因になる可能性があることはご存知でしょうか。卵が原因の食中毒を正しく知って、安心して食べましょう。
良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラル類を多く含み、家計にもやさしい便利な卵は、日本人の食のマストアイテムです。
実は海外では卵を生で食べず、生食をしない前提で流通しています。日本では、卵は生食をするものと考えられてしっかりと衛生管理されていることが、海外よりも身近な食材として根付いている理由のようです。
そんな身近な卵も、まれに食中毒を引き起こす可能性があることは皆さんご存知だと思います。にわとりや豚、牛などの腸管に存在する「サルモネラ菌」が主な原因となります。食中毒の症状として腹痛や下痢、嘔吐、発熱が起こり、まれに死亡事例もあります。
十年前に比べると、サルモネラ菌による食中毒は、4分の1ほどに減少しており、ここ数年は年間30件程度にとどまっていますが、それでも前述の通り、生卵を食べる機会の多い日本では、注意が必要です。卵を生食する機会の多い人や、お年寄り、小さい子どもがいる家庭では、卵の扱いに気をつけましょう。
卵は新鮮なものを購入し、冷蔵庫で保管しましょう。
サルモネラ菌は70℃、1分程度の加熱で死滅するそうでう。黄身は65~70℃、白身は75~78℃でかたまりますので、仮に卵が菌に汚染されていたとしても、黄身も白身もかたまるくらいに加熱すれば安心でしょう。
ただ、冷凍では菌は死滅しませんので注意が必要です。
温泉卵は半生ですが、およそ70℃で20~30分加熱しているので大丈夫でしょう。半熟ゆで卵でも、5分は少なくともゆでてください。さらに、温泉卵や半熟卵は調理後冷蔵庫に入れるか、調理から2時間以内に食べきるようにしましょう。
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