HOME  >  もしかしたら「マスク頭痛」かも?

もしかしたら「マスク頭痛」かも?

おすすめ施設
←前へ ↑一覧へ 次へ→

2021/12/31

コロナ禍も1年半以上が経過し、「マスク」は皮膚の一部?と勘違いしそうなほど手放せないものとなりましたね。予防効果が高いと言われている「不織布マスク」を日々装着している保健師の『スカイブルー』です。
今回は、そんな必需品のマスクが引き起こしているかも知れない「マスク頭痛」の話題をお伝えします。

≪マスク頭痛を引きおこすといわれている3つの原因≫
◆酸素不足と二酸化炭素濃度の増加
マスクの着用により空気(酸素)を吸い込む量が減り、マスク内にとどまっている吐き出した息(二酸化炭素)も吸うことになるため、血液中の二酸化炭素濃度が増え、より多くの酸素を体内に取り込もうとして、脳などの血管が拡張し頭痛を引き起こすことがあるといわれています。

◆マスクの中の蒸し暑さ
マスクの内側は湿度も高く、温度も40度以上になることもあり、口の周りの血流量が増え、脳がその刺激に反応したり、血管が拡張したりして頭痛の引き金となるようです。また、高湿度により喉の渇きに気づきにくく、水分補給が減り、脱水傾向となり頭痛につながるともいわれています。

◆マスクのひもによる耳への負担
長時間のマスク着用により、こめかみの筋肉に負荷がかかり、首・肩・背中のコリの原因となり、緊張型頭痛を引き起こすことがあります。また、常にマスクを着用せねばならないストレスから頭痛が起きることも考えられます。

≪マスク頭痛を防ぐ方法≫
◆マスクを外せる状況を見つけよう
「屋外で人との距離を2m以上確保できるとき」「1人で車を運転中」「周囲に人がおらず散歩やジョギング中」などは、マスクを外せる機会といえます。
また、職場などでは「こまめに水分補給するよう心がける」ことが効果的で、脱水も防ぐことができます。

◆いろいろな工夫があるマスクやマスク関連グッズを利用してみよう
 「冷感マスク」「アジャスター付き(ひもの長さを調整できるもの)」「インナーサポート(マスクの内側に入れ空間を作るもの)」「マスクバンド(ひもを耳に掛けず後頭部で留める)」などが商品化されており、不快感の軽減に役立つようです。

◆ストレッチやマッサージも効果的
 仕事の合間を活用し、頭部・頸部・肩を中心に、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐし、血流を良くしてコリを改善しましょう。入浴などで温めてリラックスするのもおすすめです。(片頭痛の場合は温めると悪化するので要注意)
 

≪マスクを外すときの注意点3つ≫
・マスクを外す前に手指を消毒する
・外しているときは口や鼻をさわらないようにする
・マスクはひもを持って外し、マスクの表面をさわらないようにする
マスクを外す時に菌やウイルスを吸い込んでしまっては、折角の感染対策が功を奏しません。マスク着用の我慢を無駄にしないために、細部まで気を配りたいですね。

近頃はマスク売場コーナーを見かけることも多く、多種多様な商品が並んでおり、昨年春頃マスク購入のために早朝から並んだ日々を思いだします。
ワクチン接種済みでも油断は禁物。これからも続くであろうマスク生活、自分に合うマスクを選ぶなどして、少しでも快適に過ごせるよう工夫してみてはいかがでしょうか。
(参考文献)・NHK出版「きょうの健康」「日本頭痛学会ホームページ」他

←前へ ↑一覧へ 次へ→
おすすめ施設

各種お問い合わせ

ご家族の介護に関する不安を解消いたします

介護し施設を探す 介護施設バーチャル3D体験 施設選びのポイント・ご契約までの流れ
ご利用者の声 施設開業オーナー様情報 当サイトへの掲載希望募集
株式会社日本RMEアールエムイー

〒812-0013
福岡市博多区博多駅東1-16-8
ITビル8F

会社概要    3Dパノラマ

お電話から

TEL:092-481-1755

受付時間:AM9:00~PM7:00
定休日:土日祭日

お問い合わせフォームから

ちょっとした疑問から専門的な質問までお答えします!
何でもお気軽にご相談下さい。

お問い合わせフォーム

Pagetop

有料老人ホーム 高齢者住宅検索 福岡|RME介護施設情報ねっと