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認知症やがんの予防にカレーが良い! ウコンに秘められた抗酸化作用のヒミツとは!?

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2014/01/10
認知症には、薬物療法など根本的な治療方法はありません。一度、発症すると、治療ではなく進行を遅らせることを目的とした薬の処方が行われるだけ。だからこそ日常生活における予防が大切なのであり、これまでのニュースコラムでも、認知症の予防に効果的とされるものを数多く取り上げてきました。さて今回は、認知症に効果があると言われる食べ物をご紹介します。それが、カレーです。
カレーが認知症に良いと言われるその理由は、カレーに含まれるウコンという香辛料のためです。ウコンは、脳細胞や脳血管にダメージを与え、アルツハイマー病や脳血管性認知症の原因になると言われる“酸化”を防ぐクルクミンと呼ばれる成分でできています。
クルクミン自体に抗酸化作用はないのですが、摂取したクルクミンが腸から吸収される際、粘膜に含まれる酵素によってテトラヒドロクルクミンンという強力な抗酸化作用を持つ物質に変換されるのです。脳を元気に働かせるために、カレーが良いということが、これでお分かりいただけるでしょう。
インド人にアルツハイマー病の発症者が少ないということからも、その効果が見て取れます。さらにアメリカでは、クルクミンの摂取で皮膚がんの発生が抑えられたという報告もあるほどですから、その万能性が伺えます。
カレーと言えば、もはや国民的な料理としても幅広く愛されるメニュー。カレーの具となるニンジンはカロチンを、ジャガイモはビタミンCを含み、ライスはビタミンEの重要な摂取源。つまり、カレーライスを食べればクルクミンだけでなくこれら3種類の抗酸化ビタミンを同時に摂取できることになり、認知症やがんの予防に効果が期待できるのです。
もちろん、カレーライスだけを食べていればOKというものではなく、栄養バランスを考えた食事をすることが大切。ウコン自体は入手しやすい香辛料なので、炒めものや揚げ物など、いろんな料理にスパイスとして使ってみてはいかがでしょうか。
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