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抗がん剤による“脱毛”の副作用がなくなる日が来るかも? (2014-01-21)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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抗がん剤による“脱毛”の副作用がなくなる日が来るかも?

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2014/01/21
いまや、誰もが「もしがんになったらどうしよう…」「治療にはやはり抗がん剤を使うんだろうか…」と不安に思っている人も多いでしょう。抗がん剤には強い副作用があり(もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが)、一般的に、吐き気や下痢、口内炎といった副作用があると言われています。
その他に有名なのが、体毛が抜け落ちるという副作用。抗がん剤によって傷つけられる正常な細胞が毛根細胞であれば、脱毛という副作用に悩まされることになります。そんな脱毛という副作用を予防しようと、大分大学と、カツラメーカーの大手『アデランス』が共同研究を開始することになりました。
大分大学の医学部ではそもそも、消化器・小児外科学講座を中心に、世界で初めて「αリポ酸誘導体」の抗がん剤脱毛の抑制効果を発表しており、今現在、その製剤化が期待されているところです。
一方『アデランス』は、CSR活動(企業の社会的責任)の一環として、抗がん剤治療などを受ける患者が気軽に脱毛ケアやカツラについての相談ができるように、2002年から病院内に理美容室を展開。現在では17の理美容室を開設しています。
こうした両者の活動に共有点が見出され、抗がん剤の副作用による脱毛の予防や痛みを緩和するという共同研究が開始することとなったのです。研究会氏の初期段階であり、具体的な成果が発表されるのはまだ先の話ですが、抗がん剤による脱毛のケアが具現化する日もそう遠くないかもしれません。
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