高齢者に朗報? スマートフォンのアプリを用いる保健指導の構想が発表に|RME介護情報ねっと
高齢者に朗報? スマートフォンのアプリを用いる保健指導の構想が発表に (2014-03-26)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
お電話・スマホからもお気軽にご連絡下さい。TEL092-481-1755、24時間365日受付中!お問い合わせはこちらから
HOME > 高齢者に朗報? スマートフォンのアプリを用いる保健指導の構想が発表に
高齢者に朗報? スマートフォンのアプリを用いる保健指導の構想が発表に
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |
2014/03/26
現在、保健指導を受けるためには、原則として市町村の保健センターまで足を運ぶ必要がありますが、特に足腰が弱ってきたり、病気がちになったりすると「保健指導を自宅で受けることができるようになればいいのに…」と考える高齢者の方も少なくないと思います。
今回、厚生労働省が実施を発表したモデル事業は、そうした方々の要望に応える内容になりそうです。これはスマートフォンのアプリを用いた保健指導のシステムづくりを進めるためのもので、2014年度から全国各地の市町村や企業から応募を受け付け、3年間にわたって補助金によるバックアップを行います。基本的には、ユーザーが体重や血圧などの健康に関するデータを入力することで、保健師や栄養士の指導が受けられる仕組みとなるのではないでしょうか。
ただ、一方で懸念されるのは、高齢者の方々がスマートフォンに対して拒否反応を示す可能性がゼロではないことです。もちろん、自由自在に使いこなしている方もいらっしゃいますが、スマートフォンやPCなどを「よくわからないから…」の一言で遠ざけてしまうケースも見受けられます。また、地域の保健センターへ行くこと自体をコミュニケーションの機会の一つとして捉えている場合、貴重な会話のチャンスを奪ってしまう結果にもつながりかねません。利便性を追求するだけではなく、人と人のつながりを強化するようなシステムになるといいですね。
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |