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福岡のお寺の住職が、高齢者にニセ電話詐欺に騙されないよう説法。
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2015/09/30
全国で多発する高齢者をターゲットとしたオレオレ詐欺や振り込め詐欺などの特殊詐欺。
中でも北九州地区は、特殊詐欺被害額の伸び率が昨年の4倍の被害額になるなど深刻な事態となっています。
そんな状況を受けて、地元警察の行橋署は、高齢者の方が騙されないよう呼びかけするにあたり、被害を受けている年代(特に高齢者の女性)が集まり、耳を傾けてくれそうな場所ということで両徳寺に「心に染み入る話法でお願いしたい」と依頼。
両徳寺の舟川智也住職は、過去の特殊詐欺の手口を調べるなどして高齢者の方に分りやすく伝わりやすい内容で説法されました。
舟川智也住職は、約50人のお年寄りを前に、「必ず儲かるという言葉ほど怪しいものはありません」と話し、被害者の約6割は同居している家族に相談しなかったことや、詐欺の電話の約9割は固定電話にかかっていることなどを説明しました。
行橋署生活安全課によると、北九州地区の詐欺の増加は、都会に比べ高齢者率が高く裕福なシニア層が多いこと、空港が近いため飛行機で現金を運ばせる上京型の詐欺に利用されやすいなどが原因ではないかと考えているそうです。
説法を聞いた男性は「もし電話があったら必ず警察に相談したい」と話していたそうです。
こういった警察との連携による対策などで、詐欺被害防止に効果があることに期待したいですね。
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