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これが世界基準!? 大手製薬会社が手を取って、アルツハイマー病や糖尿病の治療薬開発で協力
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2014/02/26
ご存知の通り、認知症や糖尿病に根治薬というものはありません。そのため、世界中で研究開発が行われており、製薬各社は競うように技術を磨き、新薬の開発に力を入れています。
しかし、新薬の開発というものは莫大な労力と時間、そしてお金がかかるもの。ひとつの会社だけでは当然、限界というものがあるのですが、会社間の垣根を取り払うことで「手を取り合って開発を進めようじゃないか」という動きがアメリカで起こりました。
中心となっているのはアメリカ国立衛生研究所(NIH)で、10の製薬会社が契約に合意。『ジョンソン・エンド・ジョンソン』『グラクソ・スミスクライン』『アメリカ糖尿病協会(ADA)』『アメリカアルツハイマー病協会(AA)』といった大手ばかりが参画。契約の内容を見ると、科学者や試験データなどを共有し、会社や組織が単体では成し得ない疾病への解明に尽力するとされています。
新薬が開発されれば、その特許取得を軸として企業に莫大な利益がもたらされることになります。これらの企業はもちろん営利企業ですから、自らの社内で新薬を開発できるに越したことはないはずですが、それ以上に、患者にとっての利益を優先させたという形になります。
契約期間は5年ということで、新薬の開発という意味では決して時間に余裕があるとは言えません。しかしそれでも、今回の試みによって私たちの生活に希望の光となるような研究結果を、嫌でも期待したくなりますね。
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