スマイル健康法!?　ストレス解消法を実践してみませんか？｜RME介護情報ねっと

2014/07/01

ストレスを多く抱えていると、脳にダメージを与え記憶機能が低下してしまうというのはよく聞く話。裏を返して、脳は良い感情を与えれば、ストレスによる脳機能の低下を防いでくれるのだとしたら、あなたは毎日笑って過ごしたいとより強く思うのではないでしょうか？

ロマリンダ大学の研究者が糖尿病を患っている高齢者を対象に行った研究により、「笑い」が脳の記憶機能に良い影響を与えると言うことを裏付ける結果が、また一つ世界に報告されました。

研究チームによると、おもしろいビデオを見た被験者たちは、ビデオを見たあとに実施された記憶力テストでいい成績を残したそう。ユーモアや笑いは、脳内で記憶を司るニューロンを減少させてしまうホルモンを減少させるだけでなく、血圧の低下を促し、血行を良くしてくれる効果もあると、研究を行ったLee Berk博士はコメントを発表しています。

「笑う門には福来る」ということわざは、気持ちや運気だけでなく健康にも言えることなのですね。

日頃からストレスの多い生活をしている方、最近笑うことが減ってきたなあという方は、落語を聞いたりお笑い番組を見たりするなど、ちょっとだけ「笑える」時間を増やしてみるようにしてみましょう。ちなみに脳は、顔の表情筋が笑顔の形になるだけでも笑っていると勘違いすることもあるのだとか。朝起きて鏡の前でニッと笑ってみるのも一つの健康法かもしれませんね。