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近隣地域の博物館・美術館などを高齢者の訪れる場所へ! (2015-01-22)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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近隣地域の博物館・美術館などを高齢者の訪れる場所へ!

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2015/01/22
昨日は「回想法」を実施しているというユニークな取り組みをご紹介しましたが、
福岡県の太宰府市で行われた国際フォーラムでは「博物館は超高齢社会において重要な役割を果たすもの」とイギリスの専門家が述べたそうです。
さる1月18日に九州国立博物館での 国際フォーラムでの出来事。
学芸員をはじめ、自治体の職員や学生らの前で講演したイギリスのレスター大学大学院博物館学研究科のジョスリン・ドッド研究センター長は、博物館と高齢者との関係性において
「博物館と高齢者とが双方向の関係性を築き、日常的に高齢者が訪れる場として機能することが大切」と語った。
また、博物館の運営に地域の高齢者がボランティアとして取り組むことは社会参加になるだけではなく、自己肯定感にもつながるほか「地域の歴史の生き字引でもあるお年寄りの談話から博物館が記録していくことも両者の関係性の双方向化を深めていく」ということです。
社会の中で生きているという実感が 高齢者には特に必要かもしれませんね?!
ジョスリン・ドッド研究センター長によれば、イギリスでは以前から高齢者に対して収蔵品を活用したさまざまな取り組みを積極的に行っており、その中には和歌山市立博物館が冬季特別陳列で実施している「回想法」のような事例もあるとか。世界に冠たる大英博物館を擁するイギリスでは、博物館を活用した高齢者福祉が当たり前のようですが、高齢化が進む日本でもこうした動きが高まっていく事を期待します。

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