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認知症ケア『バリデーション療法』 コミュニケーションと症状の緩和

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2015/04/01

認知症の人に対して行う療法として、マッサージ療法、ペット療法など、この他にも様々なものがありますが、現在、欧米の老人ホームで採用されている『バリデーション療法』が、日本でもじわじわと広まりを見せています。

バリデーション療法とは、アメリカのソーシャルワーカーのナオミ・フェイルさんが1980年代に、認知症(痴呆症)の方たちとのコミュニケーション術のひとつとして確立したものです。

バリデーションは元々、「確認する、強くする、認める」の意味に用いられますが、フェイルさんによると、認知症の人の「経験や感情を認め、共感し、力づける」意味でバリデーションという言葉を用いているそうです。

バリデーション療法の特徴として、痴呆症の方が騒いだり、徘徊したりすることにも「意味がある」として捉え、なぜ騒ぐのか、なぜ徘徊するのかを患者の歩んできた人生に照らして考えたり、共に行動したりするというもので、「共感して接すること」に重点を置いています。

具体的な方法(テクニック)としては以下の通りです。


1.センタリング(精神の集中)
2.事実に基づいた言葉を使う
3.本人の言うことを繰り返す
4.極端な表現を使う
5.反対のことを想像する
6.過去に一緒に戻る
7.真心をこめてアイコンタクトをする
8.あいまいな表現を使う
9.はっきりとした低い優しい声で話す
10.相手の動きや感情に合わせる
11.満たされていない欲求に目を向ける
12.好きな感覚を用いる
13.ふれる
14.音楽を使う
(NHK「生活ほっとモーニング」より)


認知症の高齢者とどのように関わり、どのように寄り添っていけばよいのか。認知症の患者さんを抱える家族にとって不安も大きいものです。
お互いに心を通わせてるためのバリデーション療法、そのテクニックを是非身につけてみませんか。

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