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急な気温上昇に体が追いつかない!5月も熱中症に注意が必要です

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2015/05/14
5月に入り早くも熱中症とみられる救急搬送者が相次いでいます。
総務省消防庁によると、5月10日までの2週間に全国で891人に上っています。
九州・山口でも同期間中、100人(いずれも速報値)に達しました。消防庁は例年より調査開始時期を前倒ししており「初夏は急に気温が高くなり、体が暑さに追いつかない」と注意を呼びかけています。
昨年の調査開始は5月19日。6月1日までの2週間に1928人が搬送され、4人が死亡しました。
初夏の動向をより詳細に把握するため、今年は4月27日から調査を始めたところ、5月3日までの1週間で557人、5月10日までの1週間で334人を数えました。福岡市消防局によると、5月4日に10代の女性2人が救急車で運ばれ、ゴールデンウイーク中の搬送者は、同市内では5年ぶりだったそうです。
なぜ初夏に熱中症の危険が高まるのでしょうか。
初夏は気温が急に高くなるため、気温30度を下回っていても暑さに慣れていないため汗がうまくかけず、体温調節ができません。また、湿度が高まる梅雨は、皮膚の温度が下がりにくく要注意です。
気温が高くない初夏でも、湿度が50%を超えれば危険性は高まるとされています。
また、昨年6~9月に全国で搬送された熱中症患者のうち46%が65歳以上の高齢者です。高齢者は発汗機能が衰え、気温上昇や喉の渇きを感じにくくなります。内科医で福岡大スポーツ科学部の上原吉就(よしなり)教授(循環器内科学)は「体重が2%減ると熱中症の危険が高まる」と話しており、エアコンのある自宅や公共施設を利用したり、1時間ごとに100ミリリットル程度の水を飲むことを提案しています。
熱中症の主な対策
・帽子や風通しの良い服を着用。炎天下の外出や激しい運動は避ける。
・こまめに水分・塩分補給。就寝前も水分を。
・エアコンや扇風機を上手に使う。
・温度計・湿度計を見える場所に置く。
身長が低く地面からの熱の影響を受けやすい子どもも注意が必要です。
この時期は体が暑さに慣れていないことから、こまめに水分補給するなどの対策を心掛けましょう。
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