福岡市が認知症とその家族の方への支援事業を展開｜RME介護情報ねっと

2015/05/13

福岡市では認知症の高齢者とその家族を支える為に、公益社団法人認知症の人と家族の会に委託して「認知症高齢者家族やすらぎ支援事業」と呼ばれる独自の取り組みを行っています。

これは、認知症高齢者を自宅で介護する家族が，外出する時間帯，または介護疲れで休息が必要な時間帯に，認知症高齢者の介護経験等が有るボランティア（やすらぎ支援員）が，認知症高齢者の居宅を訪問し，認知症高齢者の見守り，話し相手，家族の相談に応じてくれます。

回数は一家族につき、１日１回、週に３回まで、時間は午前９時から午後６時までの３時間以内となっています。

またこの事業には定員がないため、気軽にお願い出来ます。

利用料は、1時間500円。やすらぎ支援員の交通費は別途、必要となります。

対象者は、福岡市に介護保険料を納めている人で，介護保険法に規定する要支援･要介護認定を受けている在宅の認知症高齢者(40歳以上65歳未満の者で介護保険法施行令第2条に規定する特定疾病に該当するものを含む。)を同居または同居に準じた状況で介護している家族※施設入所者･入院中の方･やすらぎ支援員では対応ができない方は対象外です。
となっています。

その他申請方法などについてなど、詳しくは福岡市のホームページよりご覧下さい。

福岡市で認知症の高齢者を在宅介護している方は、是非こういった支援をうまく活用されてみてはいいのではないでしょうか。