空き家を利用して、低価格の高齢者向けシェアハウスに!|RME介護情報ねっと
空き家を利用して、低価格の高齢者向けシェアハウスに! (2015-05-28)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
お電話・スマホからもお気軽にご連絡下さい。TEL092-481-1755、24時間365日受付中!お問い合わせはこちらから
HOME > 空き家を利用して、低価格の高齢者向けシェアハウスに!
空き家を利用して、低価格の高齢者向けシェアハウスに!
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |
2015/05/28
今、新聞やテレビ、雑誌などで連日話題になっている「空き家」問題。
空き家を放置しておくと、建物の老朽化はどんどん進んでしまい、倒壊の危険性や治安の悪化、放火の誘発や不審者の侵入、害獣・害虫の発生など、様々な問題を引き起こしてしまいます。
そんな空き家をどうにかできないかと、それぞれの地域で空き家の有効活用が活発化しています。
栃木県小山市で居宅介護支援事業などを展開する小山市粟宮の民間事業所「さくら福祉サービス」は、65歳以上の女性を対象に、空き家を活用した共同生活事業を始めました。
月額の住居費を約3万円に抑え、同社が必要に応じて入退院支援や葬儀手配、遺品整理などを有償で行います。同市高齢生きがい課によると「空き家を利用した高齢者向けシェアハウスは市内では聞いたことがない」とのこと。今月20日には、同市東城南5丁目にある築25年の民家の空き家をリフォームした「もうひと花(はな)・東城南」に75歳の女性が初入居したという。
介護保険制度改正によるサービス低下や、独り暮らしのお年寄りが抱える不安に応えるため、高齢者が受給する月額6万円程度の国民年金で生活できる料金にしたそうです。
スーパーや金融機関、病院が徒歩圏内に位置する東城南5丁目の「もうひと花」は5LDK。2階にある6~7畳半の洋室4部屋に入居します。緊急事態に備えて夜間はヘルパーがいますが、入居者自身の自立した共同生活が基本となります。各個室は鍵付きで、介護用ベッドや冷蔵庫、金庫などを完備し、バリアフリーのトイレやIH調理器付きの台所は共同で利用することになります。
月額の費用は家賃2万9800円と個室の電気料。入居時に保証金6万円が別途必要。
今後こうした空き家の有効活用が増えていくかもしれませんね。
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |