田川市が“買い物弱者”支援のため、配達業者を掲載した冊子を配布|RME介護情報ねっと
田川市が“買い物弱者”支援のため、配達業者を掲載した冊子を配布 (2015-12-14)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
お電話・スマホからもお気軽にご連絡下さい。TEL092-481-1755、24時間365日受付中!お問い合わせはこちらから
HOME > 田川市が“買い物弱者”支援のため、配達業者を掲載した冊子を配布
田川市が“買い物弱者”支援のため、配達業者を掲載した冊子を配布
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |
2015/12/14
福岡県田川市では、来年度から買い物の支援が必要な方に対し、商品の配達及びサービスを提供する「買い物支援協力店」の募集を行っています。
「買い物支援協力店」に登録された商店などは、市で作成する「買い物支援協力店一覧」 の冊子に掲載され、市民のみなさんに配付されます。
買い物支援協力店は、市民に対して、食品、衣類、日用品などの配達や買い物代行、掃除、電球の交換、電気製品の修理等の提供を行うほか、ひとり暮らし高齢者への配達時において、異変等を察知したときは、市へ連絡するなど、高齢者の見守り活動に協力します。
また、店内は休憩所又は待合所として利用できます。
購入品を駐車場まで運搬するなどの手伝いも行います。
田川市の高齢化率は31.1パーセントで、およそ3人に1人の市民が65歳以上の高齢者となっており、そのうちの6割以上が高齢者だけの世帯だといわれています。市健康福祉課は「買い物が困難な市民の生活を支援し、商業振興も図りたい」としています。
今回の募集は100店舗を目安に12月15日まで参加ショップを募集。
冊子は毎年度、更新する予定だそうです。
交通機関が少ない嘉麻市でも、来年度の支援開始を目指し、市内のスーパーなどがどんな配達サービスに取り組んでいるかを調査中とのことです。
嘉麻市では商店主らの「かまししスタンプ会」が昨年4月から月1回、買い物支援バスツアーを開催。飯塚市の住民組織「鯰田地区まちづくり協議会」も8~12月の第1、3土曜に買い物支援の無料ワゴン車を試験運行しています。しかし、採算面などから運行回数は限られ、日常的な“足”となっていないのが実態のようです。
まだまだ課題も残る買い物支援事業ですが、このような取り組みが広がっていけば、高齢者も安心して過ごせる街へとなっていくのではないでしょうか。
←前へ | ↑一覧へ | 次へ→ |