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高齢者にはインフルエンザのワクチンの効き目が薄い!?だからこそ、万全の予防を
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2013/12/02
今年もインフルエンザの季節がやってきました。
毎年のようにインフルエンザによって高齢者が死亡する―といった、はかばかしくないニュースが流れますがそれもそのはず、インフルエンザのワクチンが高齢者での効果が低いというのです。
昨年、猛威をふるったH3N2型のインフルエンザは、高齢者など免疫力が低い人にはほとんど効いていなかった可能性があるという研究結果が、国立感染症研究所から発表されたのです。
そもそもインフルエンザのワクチンというのは鶏の卵の中で培養されて作られるのですが、培養の途中で抗原は変化するものといわれています。
その変化が8倍以上になると効き目が悪くなる傾向があるのですが、昨年のワクチンはそれに該当しており効き目が薄かったそうです。
では今年は?と言うと、昨年より変化の小さい株が選ばれて培養されていますが、それでも効果が薄い可能性ももちろん否定できません。
厚生労働省の研究班によると、高齢者ではワクチンを接種することで発病を45%阻止し、死亡は80%を阻止すると言われていますが、それも確実ではないということです。
もちろんワクチン接種はインフルエンザ予防の一つではありますが、手洗いうがいや消毒、マスクの着用など、あらゆる手段を使って予防に努めてくださいね。
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