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ご存知ですか? QOL。 そして ADL と IADLという言葉

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2014/10/22

介護におけるADL(Activity of daily life)とは、一般的に「日常生活動作」と訳されることが多いでしょう。
日常生活を送る上で、普段何気なくしていることや行動、行為を指す言葉の一つです。
例えで言うのなら、食事や排せつ、移動や入浴等の基本的な動作だと思っていて良いでしょう。
リハビリテーションや介護業界ではよく使われている言葉の一つではあるものの、中々馴染みの薄い言葉でもあります。

つまりADL(Activity of daily life)=日常生活動作がしっかりとできていれば、介護の必要性はないとされています。

では、IADL(Instrumental activities of daily living)=手段的日常生活動作はどうなのでしょうか。

日常生活を送る上で、必要であると言われている動作に対して使う言葉で、買い物や洗濯、掃除などの家事に加えて金銭を管理したりいる薬の管理、出かけた時に乗り物を利用したりするような場合の時に使われます。
高齢者になるとどうしてもADLまでは自身でできたとしても、IADLまでとなると困難が生じてしまうこともあり、高齢者の生活を自立させる為にはIADLについてもしっかりと考えていかなくてはいけないのは言うまでもないでしょう。
今までは、要介護とされていた人が誰かに介助をしてもらわなくても自分でできるかどうかが基準となっていたところがあります。
ですが最近は、できるからといって毎日しているかといえば、その行動を毎日する事がないものも中にはある為、新たな視野で検討していく必要があると
言われるようになってきています。

又、QOL(quality of life)=生活の質とは、人間らしく毎日をイキイキと過ごしているか、満足して毎日を送ることができているのかを評価する際に使われます。

日常生活動作であるADLができたとしても、生活の質が低ければ問題があります。
逆に寝たきりの生活になってしまっている人は日常生活動作は困難であるものの、本人の意思を尊重した介護ができていれば、生活の質(QOL)は高いと言えるのではないか、ということです。


どちらも劣っていてもいけないし、何かが飛び抜けていてもバランスが取れているとは言えません。


ただ、高齢者の多くは自分で日常生活を難なく送ることができれば、人から介護を受けたいとは思っていない場合も多いものです。
それを踏まえて考えてみても分かるように介護は大変奥が深く、ADL、IADL、QOLはとても密接な関係にあり切っても切ることができないと言えるのではないでしょうか。

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