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認知症患者こそ運動するべし!? アルツハイマー病に対する有酸素運動の有効性が認められる
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2014/01/24
トレーニングやダイエットの話題で、たびたび耳にする「有酸素運動」という言葉。ものすごく簡単に言う有酸素運動とは、文字通り“酸素を使いながら行う運動”のことです。「えっ、どんな運動してても呼吸してるから酸素は使ってるんじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、ここでいう「酸素を使う」というのは、あくまで体内での話。運動は短時間のうちに体内で酸素を消費せずに行うものと、長時間かけて体内で糖質や脂肪とともに酸素を消費しながら行うものに分けられ、短時間のものを無酸素運動、長時間のものを有酸素運動と呼びます。前者には100メートル走やウエイトリフティング、後者にはウォーキングや水泳などが該当します。
その有酸素運動が、どうやら認知症の予防や改善に効果があるらしいことがわかってきました。筑波大学病院の精神神経科教授・朝田医師によると、継続的な有酸素運動は認知機能の維持や改善に効果が期待できるそうです。実際オーストラリアでの研究では一定の効果を挙げており、サイクリング、早めに歩くウォーキングなど、身体に負荷をかけすぎないような運動を、少なくとも2週間に1回、30分以上行うのが理想的だとか。
認知症というと「危なくて外を歩かせられない」と考えてしまいがちですが、むしろアクティブに運動したほうが認知症自体にはよい効果があるようです。もちろん認知症の進行度合いによってもこなせる運動は違ってきますから、運動時には周囲の人がしっかりと安全に配慮してあげてください。
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