水は不要！　ニオイもなし！　手も汚れない！　自動ラップ式のポータブルトイレをご存知ですか？｜RME介護情報ねっと

2014/04/08

排泄とは、移動や食事と並ぶ、人間にとって大切にしたい尊厳です。特に高齢者では、自力での移動が困難になったり、老化による筋力の低下でうまく排泄できなかったりする場合におむつを選択するケースもありますが、するとどんどん症状が悪化したり、認知症の人では進行してしまう恐れもあるので避けたいところ。

とはいえ、排泄の処理に目を向けると、それは介護者にとっても大きな負担となり、精神的なストレスにつながることも。ニオイの問題はもちろん、介護の現場では認知症の人から排泄物を手でなすりつけられたり…といったトラブルが発生するという話もよく聞きます。

そんな諸々の問題を解決してくれるのが、「ラップポン」というポータブルトイレです。これは、バケツ洗浄などの後処理が不要で、排泄物を自動でラッピングして密封してくれるというスグレモノです。排泄が行われるたびに個別に密封してくれるため清潔で、お手入れも簡単。要介護者にとっての尊厳を大切にすることでQOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上にもつながり、同時に介護者の負担も大きく軽減してくれます。

排泄は、人間にとって欠かせない行為です。排泄介助も、１日に何度も訪れるものです。だからこそ、こうしたアイテムを使ってストレスを軽減し、生活にゆとりをもたせたいものです。ちなみに、価格は９万5000円～。毎日のことと考えれば、決して高い買い物ではないのではないでしょうか？