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買った後のトラブルが増加中…。補聴器の購入は慎重に! (2014-04-11)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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買った後のトラブルが増加中…。補聴器の購入は慎重に!
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2014/04/11
こんなことはなかったですか?
「想像以上に高額だった」「期待したほど聞こえなかった」といった、補聴器に関する苦情・相談が、国民生活センターに多く寄せられていることがわかりました。2012年度の相談件数は529件で、これは10年前の約2倍。その後も増加傾向にあるそうです。
クレームの中に多いのが、自身の聞こえ方の状態や原因を把握せずに補聴器を購入してしまい、結果、「思ったより聞こえない」というケース。補聴器には用途や目的ごとに様々な種類があるのですが、それを知らず、奨められるままに高額な製品を契約したり、アフターフォローがしっかりしていない店舗で購入したりするケースも多いようです。
そうした買う側の問題と同時に、売る側にも問題があります。補聴器は医療機器ですが、補聴器の調整や機能をしっかりと説明できる販売員がいないという店舗があるのも現実で、症状にマッチしない製品を販売しているお店も。国民生活センターから日本補聴器工業会に対して、専門の知識や経験を持った販売員を配置したり、正確な情報を発信したりするよう求めるという事態にまで発展しています。
補聴器は非常にコンパクトで、昨今ではファッション性にも配慮されたものが販売されるなど、(金額面を除けば)手に入れやすいアイテムと言えるかもしれません。しかし、こうした問題があることを考えると、購入には慎重になりたいものです。購入前には主治医や専門医に相談したり、店舗で説明が聞こえづらい場合もあるため家族が付き添ったりと、特に慎重になった方が良いようです。
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