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合言葉は「老化防止」と「介護予防」。アミューズメント業界が高齢者へ熱視線

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2014/04/14
ご存知ですか???
今やアミューズメント業界が熱い視線を送っているのは、若者ではなく高齢者であるといわれています。かつては学生やサラリーマンで賑わっていた人気スポットにも、お年寄りの姿を見かけるようになってきましたが、その現状について幾つかの事例を紹介しましょう。
まず変わりつつあるのが「麻雀」です。盛り場にある麻雀店の中に少しずつ禁煙・禁酒を旨とする高齢者の専用タイムを日中に設けるところが増えているとか。これは2009年頃に発表された「麻雀に認知症予防の効果がある」との研究結果から、健康的に麻雀を楽しむお年寄りが増えてきたことが主な理由の一つです。また、現在は介護が必要な方もプレイできるインターネットを使ったオンライン麻雀ゲームに人気が集まっています。
そして「ゲーム」といえば、それこそ学生の溜まり場だったゲームセンター(アミューズメント・スポット)も変革の時を迎えているようです。業界大手の一つである株式会社セガは、直営ゲームセンターで高齢者専用デーや老眼鏡の設置、シニア向けポイントカードの発行といった工夫を実施。株式会社カプコンはお年寄りに向けた操作しやすいメダルゲームを開発し、2012年から実際に従業員が操作の説明をする「シニアツアー」を開催するなど、中高年の顧客を獲得する動きを活発化させています。
また「カラオケ」に目を向けていくと、業界大手の第一興商の子会社である京都第一興商が流れる楽曲に合わせてダンスができる老化防止プログラムを開発。東北福祉大学や鶴見大学などと共同開発した「介護機器エルダー」は通信カラオケ「DAM」の活用が可能で、全国各地の1万を超える福祉・介護施設などへ納入実績があるということです。
アミューズメント業界が意識しているのは「頭脳」と「身体」を使った老化防止や介護予防。自分のペースで楽しみながらリーズナブルな価格で遊ぶことができるものに人気が集まっているようです。街の盛り場が高齢者のものになるのも遠い未来ではないかもしれませんね。
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