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「高齢化に関するグローバル調査」から分かること。世界の高齢者の住宅事情って?

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2014/04/17
ニールセン社が行った「高齢化に関するグローバル調査」では、住宅事情についても触れられています。日本でも、高齢者が賃貸住宅を借りたいと思っても貸主が嫌がる傾向にありますが、全体の半数近くの46%が高齢者のニーズに応える住宅関連サービスが少ないと感じています。
介護が必要になった場合、誰と一緒に暮らしたいかという設問では地域差がみられます。
北米地域では、およそ4分の1の23%がサービス付き高齢者向け住宅への入居を考えています(全体平均では15%)。もともと子供と同居する意識が低いのが北米地域で、介護が必要になった場合、子供に頼るよりも介護サービスのついた住宅を選ぶ傾向にあるのでしょう。
中東・アフリカ地域では、老後に家族を頼りにする人が多いという結果です。45%が配偶者と一緒に暮らすことを考えています。自分の子供と暮らす予定であると答えたのは27%(世界平均では15%)。大家族が多い地域ですので納得の結果です。
アジア太平洋地域では、全体平均13%をやや上回り、17%が介護施設を利用するだろうと回答しています。アジアも家族主義の傾向が強いですが、少子化は中東・アフリカ地域よりも進んでいます。本当は家族と一緒に暮らしたいけれど、介護施設を選択するというケースが多いのではないでしょうか。日本でも、世界の他地域に比べると配偶者や子供と暮らすと答えた人は少なく、老人ホームなど施設で暮らすと答えた人は多いという結果でした。
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