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高齢者に多い皮膚トラブルの一つ「おむつかぶれ」の原因が研究によって判明 (2014-04-18)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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高齢者に多い皮膚トラブルの一つ「おむつかぶれ」の原因が研究によって判明
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2014/04/18
あかちゃんだけでなく、介護を受けている高齢者の中には「おむつかぶれ」に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。京都大学の研究グループが「おむつかぶれ」に代表される刺激性皮膚炎を引き起こすメカニズムを解明したというニュースがアメリカの専門誌に掲載されました。
ダニや埃といったアレルギー物質が引き起こすアトピー性皮膚炎とは異なり、はっきりとした原因がわかっていなかった「おむつかぶれ」ですが、同研究グループが突き止めたところによれば、血液中にわずか数パーセントしか存在しない「好塩基球」と「好酸球」と呼ばれる2種類の白血球の相互作用によって発生するということです。
基本的には皮膚を清潔にしておくしかない「おむつかぶれ」は、ステロイドを配合した塗り薬が治療に使われるケースが多いため、副作用を心配する方も少なくありません。しかし、こうして原因が解明されたことから、新たな治療薬の開発にも期待が集まります。もちろん、今すぐというわけにはいきませんが、近い将来には実現されているといいですね。
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