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芸術で脳を刺激?! アートで楽しく認知症予防! (2014-04-22)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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芸術で脳を刺激?! アートで楽しく認知症予防!
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2014/04/22
「クリニカルアート」という言葉をみなさん ご存知でしょうか? 認知症の症状などを、芸術活動を通して治療していこうというプログラムで、約20年前に研究が始まった、まだまだ新しい分野です。
医療と芸術の融合、と聞くとなんだか普段縁のない分野同士な気がしますよね? ところが、芸術は人間の脳にとてもよい刺激を与えてくれる効果的な活動なのだそう。アートはとても直感的で、視覚的な作業。毎日の生活の中ではあまり使わないような感覚を開放して絵や切り絵などを創作することで、脳が活性化。認知症の予防だけでなく、症状の進行を抑えたり、副次的な効果としてアートを通して会話が増えることでコミュニケーションも活発化したりと、よりイキイキとした毎日がおくれる効果もあると言われています。
実際に、認知症治療の一環としてこのクリニカルアートを取り入れているところでは、「臨床美術士」という専門の知識を備えたスタッフと、医師、そして家族の3者が一体となって治療プログラムに関わっていくのだとか。
確かに、絵を書くことは、普段あまり気に留めないような世界をじっくり覗き込み、感じたままに表現すること。色や、香り、手触りなど五感をフルに活用して脳を活性化させれば、認知症の予防や治療だけでなく、新たな才能も開花してしまうかもしれませんね!
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