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嬉しいニュース! 糖尿病や脂肪肝などに関する研究で相次ぐ目覚ましい成果
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2014/04/23
食生活の変化や運動不足などの要因によって、中高年世代を中心に多くの患者が生まれている糖尿病や脂肪肝。いわゆる生活習慣病の代表例ですが、これらの困った疾患を引き起こすメカニズムの解明について、熊本大学の研究チームが相次いで目覚ましい成果を挙げています。
3月12日には「飽食・肥満によって糖尿病が発症するメカニズムを解明」とプレス・リリースで発表。これはタンパク質の分解酵素である「プロスタシン」の発現量が飽食と肥満によって低下し、肝臓に慢性炎症が発生した結果、糖尿病へ進展していくというもの。メタボリック症候群が糖尿病を引き起こす過程を解明した研究であり、さらに「プロスタシン」の役割に関する調査が進むことで糖尿病の発症を抑制する治療薬の開発が期待されます。
また、4月2日には別の研究チームが「肥満や脂肪肝の憎悪因子とメカニズムを解明」と発表。健康寿命やQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を大きく損なう代謝異常である肥満や脂肪肝、糖尿病の分子機構については不明な点が多く、そのメカニズムの解明は医学的・社会的な観点からも非常に重要な問題でした。同研究チームは「サーチュイン」と呼ばれる加齢やストレス、代謝などを制御するタンパク質の一つ「SIRT7」のコントロールが、肥満や脂肪肝、糖尿病の発症を抑える新たな事実を突き止めたそうです。
高齢者が増加しつつある現代社会において、生活習慣病の予防や治療は避けて通ることのできない課題の一つ。熊本大学のこうした成果は、日本だけではなく、世界中の人々にとって喜ばしいニュースだといえるでしょう。
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