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福岡・大牟田市で、ITで患者や高齢者を見守る新サービス開始!

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2015/10/28

かつて炭鉱のまちとして栄えた福岡県大牟田市。現在、全国の10万以上の都市の中では人口減少率・高齢化率が高く、全国より10年早く高齢化が進んでいるとされています。

そんな大牟田市で、IT機器を活用して寝たきりの病人や認知症の高齢者を遠方から見守る民間のサービスが始まりました。取り組んでいるのは、地元出身の看護師津留大悟さん(29)とIT技術者水田貴章さん(30)が設立した「T−Pa」。サービスは当面、市内と周辺地域を想定しており、利用者を募集しています。

津留さんによると、心電図やカメラを大規模に備え施設全体を見守るシステムはあるが、IT機器を使って簡略化し個別に見守る仕組みは珍しいということです。

2人は2013年夏、福岡市のIT研修会で知り合い、数日後、古里で偶然再会。お互いの得意分野を生かし、高齢先進地の抱える医療・介護の課題を解決したいと団体を設立しました。

サービス名は「みとこうか」。見守りが必要なお年寄りに心拍センサーを付け、部屋にネットワークカメラを設置し、遠方の家族がスマートフォンなどで見ることのできるシステムです。お年寄りの脈拍数、体表温などの異常をメールで通知することも可能です。

今年4月、大牟田に住む津留さんの祖母(77)が危篤になった際に試験運用。市外の親戚2人に動画や心拍数などの情報をリアルタイムで送ったそうです。筑紫野市の叔母(47)は「深夜に病状が急変して駆け付けることができなかった。スマホ越しだが最期のみとりができた」と喜んでいるということです。

スマホなどの普及により多様なサービスが受けられるようになった半面、機器を使えない人との情報格差が大きくなっている現代社会。団体名「T−Pa」は、技術(Technology)と人(Person)を結びつけて(associate)、より良い社会をつくると命名しました。年内にNPO法人化を申請する方針です。

津留さんは「高齢化する大牟田では、医療費が膨らみサービスの質を維持するのは難しい。ここで課題解決の道が見えれば全国のモデルとなれる」と話しているそうです。

老人ホームなどの施設に入居していない一人暮らしの高齢者の方などは、このような見守りサービスがあることで、本人のみならず離れて暮らす家族も安心できそうですね。

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