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喫緊の課題である《ダブルケア》の現実・・・ (2016-10-07)RME介護情報ねっと最新ニュースコラム
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喫緊の課題である《ダブルケア》の現実・・・
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2016/10/07
現役世代といわれる人たちが直面している深刻な問題として、「育児」と「介護」が同時進行する《ダブルケア》の問題です。
厚生労働省の調査によると、40歳以上の働き盛りの役45.4%が「身近な問題」として認識していて、対応は喫緊の課題だといえます。
ダブルケアを行う者の平均年齢は、男女とも40歳前後で、育児のみを行う者と比較して、やや高く(4~5歳程度)、介護のみを行う者と比較して20歳程度低くなっています。
また、ダブルケアを行う者は30~40歳代が多く、男女ともに全体のやく8割で、これは、意気地のみを行う者とほぼ同様となっています。
《ダブルケア》への必要な支援策を2つまで聞くと、『介護も育児も合わせて相談できる行政窓口』(43.3%)が1番多く、『介護も育児も合わせて支援サービスが提供される場所を地域で作る』(33.6%)『ダブルケア経験者に相談したり、アドバイスをもらえたりする仕組み作り』(27.2%)と続きました。
政府は、少なくとも約25万人が《ダブルケア》に携わっていると推計していますが、これからさらに進んでいく高齢化・晩婚化によって、まだまだ増加傾向にあると思われます。
何が課題で、必要な支援は何か.
できるだけ早く、この点を明らかにした調査研究が行われ、効果的な対策が取られることが望まれます。
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