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認知症患者も参加して、心のケアにもなると大盛況。宮崎県から全国へ広がる、短歌会の輪

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2014/01/31
介護施設で行われるレクリエーションの種類は本当に様々。例えば風船バレーやカラオケなどのように、身体機能の維持・改善を目指した体を動かすものが一般的であり、また人気でもあります。しかしその半面、大勢での集いに馴染めなかったりなど、すべての人が楽しめるわけではありません。
もちろん、それはどんなレクリエーションでも同じことなのですが、最近、非常に多くの人が参加して人気・注目を集めているのが「短歌会」です。
宮崎県社会福祉協議会が毎年、開催している「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」には、日本だけでなく台湾やブラジル、アメリカなど海外からも併せて4000首以上の介護短歌が寄せられるほどになっています。そもそもは、宮崎県の介護施設に入所していた女性が「短歌を詠みたい」と希望したことから始めリ、それが全国、そして世界へと広まった形です。
短歌の良いところは、何と言っても自由度が高いという点。俳句のように季語を入れる必要もなく、5・7・5・7・7の定型に乗せて、自分が表現したいことをそのまま詠えば良いのです。そのため、短歌会にも気軽に参加することができ、なおかつ他の参加者から否定的な意見もなく、“良いところを褒めて伸ばす”という和気あいあいとした雰囲気が人気の要因のひとつとなっています。
介護が必要な高齢者の中でも、精神的な不安定さが現れる認知症患者も積極的に参加しているとのことで、心のケアにもつながっているそうです。「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」に参加するのも良いですし、まずは自宅や施設での生活の中で、気軽に初めてみるのも良いのではないでしょうか。
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